History

2005~2009年:SUPER GT拡大期

継続した海外戦の開催実績がFIA(国際自動車連盟)に認められ、2005年より国際的なレースシリーズとしてFIAインターナショナルシリーズとなり、それに伴いシリーズ名称も全日本GT選手権(JGTC)から“SUPER GT”へと変更しました。これにより海外戦の複数大会開催など、従来の枠に留まらない施策も実施できるようになりました。また、シリーズ戦の開催も通算100戦を突破し、アジアの最高峰シリーズとして、海外でもさらに注目されるようになりました。

2005年
国際シリーズのSUPER GTへ
海外での大会開催継続によって、2005年より「FIAインターナショナルシリーズ SUPER GT」にシリーズ名を変更しました。
GT500 Champion
Driver 本山哲/リチャード・ライアン (ザナヴィ ニスモ Z)
Team NISMO
Tuner トヨタテクノクラフト
GT300 Champion
Driver 山野哲也/八木宏之 (M-TEC NSX)
Team M-TEC CO.,LTD.
Tuner 尾川自動車
【2005年 開催サーキット】
第1戦 岡山国際サーキット
第2戦 富士スピードウェイ
第3戦 セパンサーキット
第4戦 スポーツランドSUGO
第5戦 ツインリンクもてぎ
第6戦 富士スピードウェイ
第7戦 オートポリス
第8戦 鈴鹿サーキット
2006年
1000kmレースを初開催
 
前年まで富士での500㎞が最長のレースでしたが、この年から鈴鹿で決勝のレース距離としては最長となる1000kmレースを開催しました(2018年まで開催、08〜11年は700kmレース)。
 
 
GT500 Champion
Driver 脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー (OPEN INTERFACE TOM'S SC430)
Team TOYOTA TEAM TOM'S
 
GT300 Champion
Driver 山野哲也/井入宏之 (雨宮アスパラドリンクRX7)
Team RE雨宮レーシング
 
【2006年 開催サーキット】
第1戦 鈴鹿サーキット
第2戦 岡山国際サーキット
第3戦 富士スピードウェイ
第4戦 セパンサーキット
第5戦 スポーツランドSUGO
第6戦 鈴鹿サーキット
第7戦 ツインリンクもてぎ
第8戦 オートポリス
第9戦 富士スピードウェイ
2007年
シリーズ戦通算100戦目を開催
 
11月の最終戦富士で1994年5月のJGTC開幕戦富士から14年目で、SUPER GT/JGTCのシリーズ戦は通算100戦を達成しました。
 
 
GT500 Champion
Driver 伊藤大輔/ラルフ・ファーマン (ARTA NSX)
Team AUTOBACS RACING TEAM AGURI
 
GT300 Champion
Driver 大嶋和也/石浦宏明 (TOY STORY Racing apr MR-S)
Team Cars Tokai Dream28
 
【2007年 開催サーキット】
第1戦 鈴鹿サーキット
第2戦 岡山国際サーキット
第3戦 富士スピードウェイ
第4戦 セパンサーキット
第5戦 スポーツランドSUGO
第6戦 鈴鹿サーキット
第7戦 ツインリンクもてぎ
第8戦 オートポリス
第9戦 富士スピードウェイ
2008年
R35 GT-Rのデビューが社会現象となる
 
日産のGT500車両が前年12月に発売されたニッサンGT-R R35型をベース車両とするNISSAN GT-Rとなりました。国産GTカーの名車であるGT-Rの2003年以来のレース復帰と開幕戦、第2戦の連勝はモータースポーツ界に留まらず、多くのメディアが取り上げ社会現象にもなりました。
 
 
GT500 Champion
Driver 本山哲/ブノワ・トレルイエ (XANAVI NISMO GT-R)
Team PETRONAS TOYOTA TEAM TOM'S
 
GT300 Champion
Driver 星野一樹/安田裕信 (MOLAレオパレスZ)
Team MOLA
 
【2008年 開催サーキット】
第1戦 鈴鹿サーキット
第2戦 岡山国際サーキット
第3戦 富士スピードウェイ
第4戦 セパンサーキット
第5戦 スポーツランドSUGO
第6戦 鈴鹿サーキット
第7戦 ツインリンクもてぎ
第8戦 オートポリス
第9戦 富士スピードウェイ
2009年
ウェイトハンディ(現サクセスウェイト)制が現在も続く形に
 
この年からGT500車両は3.4リッターのV8 エンジンのリア2輪駆動に統一されました(ただし、同時期の世界金融危機もあり、各メーカーの状況を鑑みて一部は性能調整により運用)。また、ウェイトハンディ(現サクセスウェイト)制がドライバーの獲得ポイントに応じた重量を搭載する現在の形になりました。
 
 
GT500 Champion
Driver 脇阪寿一/A.ロッテラー (PETRONAS TOM'S SC430)
Team LEXUS TEAM PETRONAS TOM'S
 
GT300 Champion
Driver 織戸学/片岡龍也 (ウェッズスポーツIS350)
Team RACING PROJECT BANDOH
 
【2009年 開催サーキット】
第1戦 岡山国際サーキット
第2戦 鈴鹿サーキット
第3戦 富士スピードウェイ
第4戦 セパンサーキット
第5戦 スポーツランドSUGO
第6戦 鈴鹿サーキット
第7戦 富士スピードウェイ
第8戦 オートポリス
第9戦 ツインリンクもてぎ

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